2018年12月23日
加工品ご飯のお供に♪こだわりの手づくり海苔佃煮!〜後編〜
漁師こだわりのり佃煮
原料はなくなっても何か地場のものを取り入れたい!
階上地区での海苔養殖がなくなってしまい、原料は様々な地域の国内産を使用することに。
しかしながら、何かしら地場のものを取り入れたいという気持ちがありました。
僕の家で昔から食卓に並んでいる「うま造り」
このうま造りは、気仙沼に本社を置く醤油や味噌を取り扱うメーカーさんの浅漬けの素として販売されています。
浅漬けの素なんですが、どんな料理にでもマッチするんです!
冷奴、お浸し、煮物、お刺身、汁物。
気仙沼の市民調味料としても有名な逸品です。
気仙沼市民調味料として愛されているうま造りをベースに佃煮を作ってみたらいいんじゃないか!
地元にメーカーさんが作るうま造りをベースに佃煮製造を開始しました。
完全手づくりにこだわります!
こちらは佃煮を製造している「二重釜」という釜です。
このように二重になっている部分に蒸気入れその熱で佃煮をグツグツ煮ていきます。
佃煮製造開始当初から当社は手づくりにこだわっております。
何度かかくはん機で製造したこともありますが、その日の湿度や原料の具合が異なるため手づくりでないとこの味は出せないのです。
そしてやはり、「人の口に入るものは人の手で」という想いから全て手づくりで製造しております。
90分ほど煮ていくのですが、ヘラで約4000〜5000回のかくはんをしております。
水分が飛びこの位の柔らかさになったら完成です。
バッドに入れ冷凍庫で約1時間一気に冷やします。
冷やすことで風味や味が「ギュッ」と濃厚になります。
パックに詰める際も機械を使わず人の手で詰めております。
気仙沼の旨みを全国へ
「地場のものを地場で加工したい」
その想いから生まれた「漁師こだわりのり佃煮」
気仙沼という地から生まれる様々な食品を全国の食卓にお届けし、お客様の笑顔に繋がることが私たちの喜びです。
是非一度お召し上がりください。